こんにちは、ちょこもち(@ainoon_tea)です。
シリーズ全5回でお送りする
「100均だけで始めるジェルネイル講座」
第3回「ジェルを塗ってみよう」編です。
「前回までの記事をまだ見てないよ」という方はこちらをどうぞ↓
年末のイベントをキレイなネイルで過ごすべく、引き続き実践編です!
今回はジェルネイルの基本中の基本でありながら、一番難しいとも言えるワンカラーの塗り方を解説していきます。
ワンカラーがキレイに塗れれば、どんなデザインも上達できますのでここでバッチリマスターしましょう!
まずは、この講座の流れを解説します。
100均だけで始めるジェルネイル講座の流れ
まずは講座の内容を整理しましょう。
シリーズ全5回の内容はこちら↓
- 道具を揃えよう
- 下準備をしよう
- ジェルを塗ってみよう ワンカラー ←今ココ
- アートをしてみよう パーツの付け方
- ジェルオフしてみよう
では次に、今回の講座でできるようになるデザインのご紹介です。
目標のデザインはこれ!
目指すのはワンカラーに小さなストーンをあしらった、こちらのデザイン。
人と会う機会が多いこの季節、どんな人にも好印象なこと間違いなしです!
ぜひこの講座でマスターしましょう。
今回は講座のメインディッシュとも言えるジェルの塗り方について解説します。
ジェルネイルはどんな手順で塗っていくのでしょうか?
大まかな流れから解説します。
ワンカラーの塗り方の手順
100均ジェルネイルキットの内容
- アルコール除菌スプレー
- ネイルストーンプッシャー
- LJ薄型ネイルファイル10P
- ネイルブラシ(アート)
- ピールオフネイルファイル(BT)
- ネイルブラシ2Wayキャップ
- コットンウッドスティック 100本
- ベースコート ジェルネイル CTM+ベースジェル クレヨンタッチミー
- パルカラージェル12ヌーディピンク
- パルノンワイプトップコート
- LJエナメルリムーバー ジェルネイル用
- UV-LEDレジンライト
- ネイルパーツ クリスタルミックス
- LJネイルファイル(サンディング用・爪が薄い方は不要)
- あると便利な消耗品
- コットン
- アルミホイル
- キッチンペーパー
合計 2,200円
ここではワンカラーの塗り方の手順を解説していきます。
ワンカラーの塗り方
- ベースジェルを塗布して硬化
- カラージェルを塗布して硬化
- トップジェルを塗布して硬化
次に、ジェルを塗る際に押さえておきたいポイントをチェックしましょう。
ジェルを塗る際のポイントは5つ!
ジェルを塗る前に必ず押さえておきましょう。
- ⒈ライトにあてて硬化しよう!
-
ジェルネイルはマニキュアと違い、乾燥させるものではなくライトをあてて固めます。
これを硬化といいます。
焦らず納得のいく仕上がりになってから硬化しましょう。
- ⒉セルフレベリングを利用しよう!
-
セルフレベリングとは、ジェルを塗った時に時間と共に流れて自然にフラットになろうとする性質のことをいいます。
塗った直後は凸凹していても数秒待ってあげるとつるんとキレイに広がっていくので、これを上手に利用しましょう。
- ⒊はみ出し禁止!
-
ジェルは塗った所に流れていきます。
はみ出してしまうと、完全に拭き取らない限りまた同じ所に流れてしまうんです。
皮膚にジェルがつくと
- 剥がれやすくなる
- ジェルアレルギーの原因になる
など良くないことだらけ。
慣れるまでは皮膚から1ミリほどあけて塗ることを最優先し、はみ出さないようにしましょう。
- ⒋ジェルはハケの片面に!
-
ジェルをたくさんのせるとはみ出したり、硬化不良に繋がります。
ハケの裏側についたジェルをしっかり落とせば取りすぎを防げるので、ボトルの縁でしっかり落としましょう。
- ⒌1本ずつ硬化!
-
ジェルはどんどん流れてしまうので、こまめに硬化するのが正解。
指1本ずつ塗って硬化しましょう。
ジェルをはみ出さずに塗る方法やジェルの取り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
では早速ワンカラーを塗っていきましょう!
ワンカラーを完成させよう!
ワンカラーの塗り方の流れに沿って施術していきます。
- キット4 ネイルブラシ(アート)
- キット6 ネイルブラシ2Wayキャップ
- キット7 コットンウッドスティック 100本
- キット8 ベースコート ジェルネイル CTM+ベースジェル クレヨンタッチミー
- キット9 パルカラージェル12ヌーディピンク
- キット10 パルノンワイプトップコート
- キット12 UV-LEDレジンライト
- キット15 コットン、キッチンペーパー
⒈ベースジェルを塗布して硬化
ベースジェルを塗る時のポイント
- はみ出したら拭き取って塗り直し!
-
ベースは仕上がりを左右する大事な工程です。
はみ出さない、もしくははみ出したら全部拭き取って塗り直しがベスト!
- 凸凹厳禁!
-
ベースが凸凹だと後に塗るジェルも凸凹になったり、ムラになります。
セルフレベリングを味方に付けて妥協せずにつるんと仕上げるのが超大事!
ベースジェルは自爪に最初に塗るジェルです。
ジェルネイルの仕上がりやモチはベースで決まると言っても過言ではありません!
ベールジェルの役割についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓
以下の手順で塗っていきます。
- 全体にジェルを広げる
- フォルムを整える
施術前にキッチンペーパーを敷きましょう。
キット8ベースコート ジェルネイル CTM+ベースジェル クレヨンタッチミーを使用します。
ハケをボトルの縁でしっかりしごいてジェルを取ります。
1回目のジェルの量は↓の写真を参考に。
アウトラインをキレイに塗ることを意識しましょう。
爪の真ん中にのせます。
爪先側にジェルを塗り広げます。
少し擦るような感じで塗ると密着してモチがUPします。
残ったジェルを根元側に広げていきます。
キューティクルラインのカーブはハケを横にして塗るとキレイに塗れますよ。
先端から剥がれるのを防ぐため、エッジにも塗ります。
このようにハケを先端にあてて、圧をかけずにスーッと横に引っ張ります。
ここでは多少凸凹していてもあまり気にしなくてOK
ムラなく塗ることを意識しましょう。
硬化せずにフォルム作りに進みます。
先ほどよりも多めにジェルを取ります。
爪の真ん中にちょんとのせます。
根元側全体にジェルを押し込んで広げます。
はみ出さないよ
残ったジェルを先端へ伸ばします。
横から見てみましょう。
へこんでいる所はありませんか?
もしあったらハケの先で足りない所に誘導しましょう。
この時、ハケ圧はかけないようにします。
- 横から見て凸凹がないか
- 前から見てサイドに厚みが出過ぎていないか
確認しましょう。
もしサイドが厚すぎたなら、手を2〜3秒裏返して真ん中にジェルを集めます。
もう一度フォルムを確認してキレイになっていたらすぐにキット12UV-LEDレジンライトに入れて硬化しましょう。
硬化時間 1分
時短せずにしっかり硬化しましょう。
これでベースは完成です。
⒉カラージェルを塗布して硬化
カラージェルを塗る時のポイント
- なるべく薄く広げる!
-
たっぷりのせるとこんな問題が…
- ハケ跡が残る
- 硬化不良になる
- はみ出しやすくなる
薄く塗るのが基本!
残念な状態に… - 根元や先端にたまっていないかチェック!
-
一見ムラなくキレイに塗れていても、横から見ると根元や先端にたまっていることが…
しっかりチェックして修正しましょう。
カラージェルは基本2度塗りします。
1〜3度塗りで好きな色味になるよう調節してもOK
以下の手順で塗っていきます。
- 1層目 アウトラインをキレイに整える ←重要!
- 2層目 色ムラを無くす
キット9パルカラージェル12ヌーディピンクを使用します。
1回目に取る量はこのくらい↓
爪の真ん中にのせます。
先端側に広げたら、残ったジェルを根元側に広げます。
ハケを横にして、キューティクルラインのカーブを塗りましょう。
ここでも、細筆が活躍!
キワがうまく塗れない場合はキット4ネイルブラシ(アート)を使用してなぞってあげるとキレイにアウトラインが塗れます。
先端(エッジ)の部分にも塗りましょう。
このようにハケを先端にあてて、圧をかけずにスーッと横に引っ張ります。
裏側に流れないよう注意です。
これで先端から剥がれにくくなります。
全体に塗れたら今度はジェルを均等に慣らしていきます。
ハケをできるだけ寝かせて根元にトンと置いたら力を入れずにスーッと先端まで引っ張ります。
「トン、スー」のリズムで全体を慣らしていきましょう。
3〜5秒くらいセルフレベリングを待ちましょう。
根元や先端に溜まっていなければ硬化します。
もし溜まっているならハケやネイルブラシでへこんだ所に誘導しましょう。
修正したら少しセルフレベリングを待って硬化します。
硬化時間 10秒
カラージェルは仮硬化でOK
仮硬化とは、いわゆる生焼け状態のこと。
ジェルは表面が生焼けじゃないと次にのせるジェルがくっつかないというルールがあります。
この生焼け部分のことを未硬化ジェルと呼びます。
ジェルを少量取ります。
1回目より少し多めでもOK
同じ要領でムラなく広げたら硬化します。
硬化時間 10秒
これでカラーは完成です。
⒊トップジェルを塗布して硬化
トップジェルを塗る時のポイント
- 塗り残しの無いように!
-
全体に塗れているか分かりにくいので、順番を決めて塗っていくと塗り残しを防げます。
- しっかり1分完全硬化!
-
トップにベタベタは禁物!
未硬化ジェルが残らないように1分間しっかり硬化しましょう。
トップジェルは未硬化ジェルの残らないノンワイプタイプなので1度塗りで仕上げます。
未硬化ジェル(ベタベタ)が残るタイプのトップジェルも存在します。
この場合、エタノールやジェルクリーナーと呼ばれるもので拭き取り(ワイプ)ます。
キット10パルノンワイプトップコートを使用します。
ジェルの量はハケの3分の2くらい。
塗り残しがないように、順番を決めて塗るとGOOD!
全体に塗れたらフォルムをチェックしましょう。
根元や先端に溜まっていませんか?
エッジ塗りも忘れずに!
よければ硬化します。
硬化時間 1分
ここでは生焼け状態はNGなので完全硬化します。
これでワンカラーが完成!
基本を覚えてしまえばどんなデザインにも応用できますので、しっかりマスターしましょう!
本日のおさらい
今回はワンカラーの塗り方を詳しく解説してきました。
大事なポイントをおさらいしましょう。
ワンカラーの塗り方の流れ
- ベースジェルを塗布して硬化
- カラージェルを塗布して硬化
(2回繰り返し) - トップジェルを塗布して硬化
ジェルを塗る際のポイントは5つ!
- はみ出し禁止!
- 一本ずつ硬化!
- ジェルはハケの片面に!
- ライトにあてて硬化しよう!
- セルフレベリングを利用しよう!
ベース作りが上手くいけば、その後のカラーやトップも成功しやすくなります。
ベースジェルをキレイに仕上げることを意識してみましょう。
ワンカラーができるようになったらジェルネイル上級者!
アートも思いのままにできるようになります。
ここが頑張り時です!何度も見直してコツを覚えましょう。
次回は「100均だけで始めるジェルネイル講座」
第4回「アートをしてみよう」編です。
今回のワンカラーの応用で、ストーンを付けてみます。
1つ付けるだけで一気にキラキラで華やかになるので、必ずチェックしてくださいね!
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ではまた!