こんにちは、ちょこもち(@ainoon_tea)です。
今回のテーマは『ベースジェルって必要なの?』についてのお話です。
ベースジェルには、どんな役割があるか知っていますか?
とりあえず塗ってるけど、深く考えてなかったなぁ…
これってホントに必要なの?
もちろんです!
ジェルネイルには欠かせない重要な役割があるんです。
しっかり理解しておけば、次の施術に役立ちますよ!
この記事でわかること
- ベースジェルの役割
- トップジェルとの違い
- ベースジェルの上手な選び方
今までなんとなく塗っていた方はぜひ最後までお付き合いください。
というわけで、早速解説していきましょう。
ベースジェルの重要な役割は3つ!
ベースジェルとは、自爪に最初に塗るジェルのこと。
ジェルネイルをする上で必須の重要な工程です。
なぜなら、ベースをしっかり作ることによって
- 爪の凸凹が整う
- カラージェルの色素沈着を防ぐ
- 自爪や次に塗るジェルと密着する
というメリットがあるからです。
自爪の凸凹を整えることによって、次に塗るジェルをムラなくきれいに塗ることができます。
また、しっかり密着することでネイルが長持ちします。
仕上がりとモチを司る、超重要アイテムというわけです。
自爪に直接触れるジェルなので質の良いものを使いたいですよね。
この大事な役割を持ったベースジェル、ちゃんと硬化したはずなのに固まらない!と思っていませんか?
次は、ベースジェルのベタベタの正体について解説します。
硬化してない!?ベタベタの正体
しっかり時間を守って硬化したのにベタベタする!
なんで固まらないの?
こんなふうに思う方もいるかもしれません。
確かにジェルランプの劣化などでしっかり硬化できていない場合もあります。
そうでない場合、このベタベタは未硬化ジェルと呼ばれるとても大事なもの。
「固まらない!」と心配しなくても大丈夫なんです。
なぜならベースジェルを硬化した後は必ずベタベタするように作られており、絶対に必要だからです。
どうして未硬化ジェルが必要なの?
と思いますよね。
それは未硬化ジェルがあることによって次に塗るジェルとくっつくからです。
ジェルランプの光が当たるとジェル同士が化学反応してくっつきます。
硬化しきれなかった未硬化ジェルは、次に塗るジェルとくっついて固まります。
こうしてしっかりと密着することによって、ネイルが剥がれずに長持ちしてくれるというわけです。
ジェルネイルが固まる原理を詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです↓
トップジェルとの違い
ベースジェルとトップジェル、どちらも透明なのに何が違うの?
と思う方もいるかもしれません。
確かにどちらにも使える商品もありますし、1つで済むので便利ですよね。
しかし、基本的にこの2つは役割が違います。
どちらにも使用できるということは、どちらにとっても最適ではないということ。
トップジェルの役割にはこんなものがあります。
- 仕上げのフォルムを整える
- ネイルをコーティングして守る
- 表面の質感を変える(ツヤorマット)
ツヤツヤ、マットなど質感を変えることはベースジェルにはできません。
未硬化ジェルを拭き取ってしまえば、ほとんどツヤがなくなってしまいます。
仕上げのコーティングにはトップジェルが必要不可欠です。
ところが、密着力の面ではベースジェルが勝っています。
ベースジェルとトップジェルはお互いに代用しないほうがベストなんです。
その他のクリアジェルの種類について知りたい方はこちらもおすすめです↓
ベースジェルのことが一通りわかったところで、たくさんある商品の中でどんなベースジェルを選べば良いのかを解説していきます。
セルフネイラーの上手なベースジェルの選び方
プロ用とセルフ用どちらを選ぶべきか
アイテム選びで迷った時、プロのネイリストさんの使っているものに惹かれますよね。
でも、ちょっと待って!
プロ用のアイテムは技術のあるプロの方向けに作られています。
中には私たちでは扱いにくいと感じるテクスチャーのものも。
最近ではプロメーカーからセルフ用に扱いやすく成分の配合を変えて売られているジェルもあるので、そちらを選ぶのが正解です。
悩みに合わせて使い分けよう!
ひとくちにベースジェルといっても、それぞれのアイテムごとに個性があります。
あなたがどんなふうに仕上げたいかによって使うべきベースジェルは異なってきます。
- 長持ちさせたい!
-
密着力の高いベースを選びましょう。
ベースジェルは接着剤のような役目をします。
瞬間接着剤のようにガッチリくっついてくれるものの方が衝撃にも負けず、長持ちしてくれますよね。
フィルインベースはかなり密着力が高くておすすめ。
- 爪を強化させたい!
-
硬化後の硬さがあるベースが良いでしょう。
ハードジェルやセミハードジェルは硬くて頑丈なのでおすすめ。
ところが、一概に硬いものが良いかといえばそうではありません。
例えば、薄くて折れ曲がってしまうような爪の場合は、いくら強度のあるジェルでコーティングしても衝撃などで自爪だけグニャッと曲がって剥がれてしまうことも。
柔軟性のあるベースの上に重ねて塗布するなどの工夫で解決できます。
- 爪のダメージが気になる…
-
サンディング不要、またはオフしやすいベースがおすすめ。
なぜかと言うと、ジェルネイルのダメージの主な原因がサンディングとジェルオフだからです。
どちらも満たすベースならダメージは最小限に抑えられます。
- 休日だけネイルしたい!
-
そんな時はピールオフベースがおすすめ。
ジェルネイルの最大のデメリットとも言える、ジェルオフがペリッと剥がすだけで簡単にできるからです。
ただし、ピールオフベースは剥がすときに自爪まで一緒に剥がれてしまう場合が多いので、アイテム選びは慎重に!
- 薄づきが好き!
-
サラサラなテクスチャーで粘度の低いベースが相性ぴったりです。
ボトル型のジェルならコンテナ型と比べると粘度が低く、サラサラなものが多いです。
おまけにジェルブラシを用意しなくてもいいのでとても手軽ですよね。
- ぷっくり厚みを出したい!
-
ドロッとした粘度の高いベースを選びましょう。
一度にたっぷり盛れるので厚みが出しやすいからです。
粘度が高いジェルはコンテナ型に多くみられます。
好みによりますが、一般に硬めのジェルは初心者さんには扱いにくいと言われています。
実際、筆捌きが上手くないと納豆の糸みたいにキレが悪いです笑 - クリア系のネイルがしたい!
-
硬化後の黄ばみが少ないベースがおすすめ。
これは見栄えの問題です。
せっかくきれいに仕上げても、黄ばんでしまっては残念すぎる…黄ばみのあるものはカラーを上に塗る時用、ないものはクリアネイル用として分ければOK!
このように、爪の悩みや望むものによって選んだり、あるいはその時々で使い分けるのがおすすめ。
悩みが複数あるなら合わせ使いもOK!
例えば…
モチを良くしたい&爪を強化したい
- 密着力の高いベースを自爪に塗布
- 2層目に強度のあるベースを塗布
- カラーリングやアートをする
- トップジェルで仕上げ
はじめは難しいかもしれませんが、慣れてくると自分の『こうしたい!』がわかってくると思うので、上記のように合わせ使いをしてみましょう。
こういった自由なアレンジが出来るところはセルフネイラーならではの強みでもあります。
ベースジェル選びに迷っている方はこちらの記事をどうぞ↓
本日のおさらい
今回はベースジェルって必要なの?というところを、役割やトップジェルとの違いについて解説しながらお話ししてきました。
ベースジェルの重要な役割についておさらいしていきましょう。
ベースジェルの3つの役割
- 爪の凸凹が整う
- カラージェルの色素沈着を防ぐ
- 自爪や次に塗るジェルと密着する
トップジェルとはお互いに代用しない方がベストでしたね。
トップジェルとの違い
- ベースジェルはツヤツヤ、マットなど、表面の質感を質感を変えることができない
(ツヤはあまり出ない) - 密着力はベースジェルの勝ち!(モチが良くなる)
ベースジェルは扱いやすく作られたセルフ用が断然おすすめです。
そして、慣れてきたらアイテムごとの個性を活かして
- 使い分け
- 合わせ使い
をするのもGOOD!
自由に楽しんで理想のネイルを完成させてください!
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ではまた!