こんにちは、ちょこもち(@ainoon_tea)です。
以前ジェルネイルアレルギーの原因と対策の記事を投稿したところ、思った以上に反響がありました。
想像以上に悩んでいる方が多いんだなと痛感しています。
そこで今回は、ジェルネイルアレルギー対策の基本のきである
ジェルをはみ出さずに塗る
ための方法を徹底解説して行こうと思います。
誰でもすぐに始められるアレルギー対策なので、ぜひやってみましょう。
この記事でわかること
- はみ出さずに塗るための方法
- それでもはみ出した時の対処法
いつもジェルがはみ出て困っている方の参考になれば幸いです。
アレルギーの原因はセルフネイラーに多い「はみ出し」
ジェルネイルアレルギーの多くは、ジェルが皮膚に付着してしまうことだといわれています。
特にセルフネイラーの場合
- 塗り方のコツがわからない
- 利き手がうまく塗れない
などの問題があるため、はみ出してしまうことが多く、プロのネイリストよりもリスクが高くなります。
こう聞くと、不安になる方もいるかもしれません。
それ、ちょっとしたコツを押さえるだけで改善しますよ!
ではどうすれば、はみ出さずに塗れるようになるのでしょうか?
早速解説していきましょう。
ジェルをはみ出さずに塗るための2ステップ
ここでは、ジェルをはみ出さずに塗るための方法をご紹介していきます。
方法はたったの2ステップ!
塗り方を変えるだけなので、特別な道具は必要ありません。
ぜひお手持ちのアイテムで実践してみましょう。
ステップ1 〜塗るときの姿勢を変えてみよう〜
ジェルがはみ出してしまう一番の原因は、塗るときの姿勢です。
姿勢が悪いと手がブレるのではみ出してしまうんです。
というわけで、まずは今のあなたの塗り方をチェック!
手を机の上にのせてジェルを塗っていませんか?
もちろんあなたにとって、この塗り方が上手くいく場合はそれが正解。
もし、はみ出して困っているのなら変えたほうがいいかもしれませんよ。
なぜ机の上で塗ると上手くいかないのか、理由は3つほど考えられます。
- 目線が遠い
- 反対サイドが塗りにくい
- 筆を持つ手が安定しない
左手に塗る時を例にすると、爪の右サイドは塗りやすいけれど、左サイドをキレイに塗るのは非常に難しくなってしまいますよね。
おまけに目線が遠いため顔をぐっと近づけてしまいがちになり、筆を持つ手が安定しないのでブレブレになってはみ出してしまうというわけです。
これをブレない姿勢にチェンジしていきましょう。
左手に塗る場合
- 両肘を机について、目線の近くに手を持ってこよう
- 左手で右手を支えてあげよう
- 小指が命!右手の小指を支えに使おう
- 筆だけ動かさずに、爪の方を動かしてサポートしてあげよう
写真を見てみると、全部小指で支えているのがわかりますね。
これでブレずに塗ることが出来ます。
最初は小指がだるくなると思いますが、だんだん筋肉がついてきてできるようになります。
右手に塗る時も同じだよ!
利き手は特に塗りにくいと思いますが、利き手の方を積極的に動かしてサポートしてあげると上手くいきやすいですよ。
手首を動かしやすい体勢なので、塗りにくい左サイドもやりやすい!
また、ジェルが皮膚につかないように、根元やサイドから1ミリ位離して塗るのを優先しましょう。
自分で見ると隙間が気になったとしても、人から見たら案外わからないものですよ。
ギリギリを塗るのは慣れてからやってみましょうね。
ステップ2 〜ジェルの量を調整しよう〜
もう一つ大事なことはジェルの量です。
とりすぎは失敗のもと。
ジェルの取り方がとても大事になってきます。
ボトル型の難しいところは、はけの裏側や軸についたジェルがどんどん垂れてきて量調節がしにくいことです。
ハケと軸をボトルの縁でしごいて裏側についたジェルをしっかり落とします。
この時、ハケをすぐに離さずに少し待ってあげると裏側がキレイになります。
↑このくらいの量が一度に取るちょうど良い量になります。
ボトル型よりは量調節はしやすいと思います。
まずは筆を半分くらいコンテナの中にドボンと漬けます。
そのまま縁まで持っていって、コンテナの壁を伝ってジェルを掬い上げます。
裏側についたジェルをコンテナの縁で削ぎ落としましょう。
↑こんなふうにジェルがぷっくり乗っているくらいがちょうど良い量になります。
基本的に一度ジェルを取ったらあまりつけ足しません。
「取りすぎたな」と思ったら縁で余分なジェルを落としましょう。
「逆に足りないかも」と思った時はもう一度取り直しましょう。
慣れてくると1回で上手に取れるようになります。
それでもはみ出した時は…
どんなに気を付けていても、はみ出してしまう時はありますよね。
そんな時は、なるべく早く、硬化する前に必ずジェルを拭き取りましょう。
用意するもの
- ジェルクリーナーまたは消毒用エタノール
-
ジェルクリーナー 消毒用エタノール 拭き取る際はジェルクリーナーか消毒用エタノールを使用しましょう。
ジェルは石鹸やハンドソープで洗っても取れません。
- ウッドスティック
-
100均のものでOK
100均にはこんなお役立ちグッズもあります。
ウッドスティックにコットンが巻き付いたもので、少しのはみ出しならこれで修正できます。 - コットン
-
こちらも100均のものでOK
少しだけはみ出してしまった時
ウッドスティックにコットンを巻きつけてジェルクリーナーか消毒用エタノールをつけてからはみ出た部分を拭います。
エタノールをつけて
ウッドスティックはそのままだと細かい部分の修正がやりにくいのであらかじめ削っておくと良いです。
ウッドスティックの削り方
古くなったネイルファイルを用意します。なければ新しいものを使いましょう。
100均にも売られています。
両面を削って、薄く尖らせましょう。
最後に先端のガタガタを少し削って出来上がり。
コットンの巻き付け方
コットンを捲って中の綿を出します。
ウッドスティックの先をクルクルと回転させて、薄く巻き付けます。
たくさんはみ出してしまった時
たくさん流れちゃった時は、思い切って一度拭き取りましょう。
結果的にはそのほうが早いです。
- コットンに消毒用エタノールかジェルクリーナーを染み込ませて拭き取ります。根元から爪先の方へゆっくりと引っ張ります。
- コットンを折りたたんで、ジェルがついていない面でもう一度拭き取ります。
- キレイにジェルが取れるまで、繰り返します。
- あまりゴシゴシ拭き取ると刺激になるだけでなく、指にジェルがついてしまう場合があるので気を付けましょう。
拭き取りが終わったら、塗り直します。
この時注意して欲しいのが、ジェルはツルツル面には密着しないということ。
拭き取った後は次に塗るジェルを密着させるために、軽くスポンジファイルなどで全体を削りましょう。
モチが変わってくる大事な工程なので、忘れずに行ってくださいね。
ダストを払ったらジェルを塗布します。
以上がジェルをはみ出さずに塗るための2ステップです。
誰でもすぐに始められる対策なので、ぜひ行ってみましょう。
それでは、本日のポイントをおさらいします。
本日のおさらい
今回はジェルネイルアレルギー対策の基本のき「ジェルをはみ出さずに塗る」ために出来ることを解説してきました。
ポイントをまとめます。
アレルギーは一度発症してしまうと、治すのが難しいと言われています。
今回お話しした方法は誰でもすぐに実践できることです。
ジェルネイルを長く楽しむために、しっかり対策していきましょう!
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ではまた!