こんにちは、セルフジェルネイル歴10年のちょこもちです。
今日はジェルネイルの落とし方を初級編から上級編まで全部まとめてお話ししていきます。
正直なところ、ジェルオフは簡単ではありません!
簡単でダメージが少ないというのはきちんと勉強して技術があるからです。
あなたはジェルオフのたびに爪を傷めていませんか?
オフだけが原因とは限りませんが、間違ったやり方を繰り返すと確実に爪はペラペラになります。
爪をキレイにするためにジェルネイルをしていたはずなのに、これではもったいないですよね。
もしあなたがオフの際のダメージで悩んでいるのなら、しっかり勉強して解消しましょう!
まずはオフの基本を知るところからです!
自分流は今日からやめましょう。
ジェルネイルの落とし方3は種類
ジェルネイルの落とし方は大まかに3種類あります。
ジェルオフの基本テクニック。
ファイルで削ってから、溶剤を浸透させてジェルを溶かして落とします。
これを理解していないと次のステップには進めません。
ファイルのかわりにドリルのような機械で削り落とす方法です。
基本テクニックが出来るようになったらネイルマシンを導入してみましょう。
時短のためには必須です!
ベースの一層だけ残して次の施術をする上級テクニックです。
溶剤を使わないため、爪へのダメージが少なく時短になるというメリットがあります。
初級編からスタートし、上達してきたら中級、上級へとステップアップしましょう!
ハードジェルは溶剤で溶けないので、全て削り落とすしかありません!
オフに必要な基本アイテム
最近はいろんな便利グッズが登場していますが、ここでは基本アイテムのみご紹介します。
- ジェルオフリムーバー(アセトン)
- キューティクルオイル
- ウッドスティック
- スポンジバッファー 180G~240G がオススメ
- ネイルファイル(ゼブラファイル)80G~100Gがオススメ
- シャイナー(爪みがき)
- エメリーボード
- コットン
- キッチンペーパー(ダストが出るので敷いてください)
- アルミホイル
ちなみにすべて100円ショップでも手に入ります。
アセトンは100%のほうが良いです。
マニキュアの除光液にもアセトンが入っていますがオススメしません。
とても時間がかかり、最悪の場合ジェルが落ちません。
無理に剥がすとダメージの原因になります。
やってみたけど撃沈しました
無理やり落として爪がボロボロに…
ファイル、バッファー、シャイナーは爪ヤスリのことです。
グリッド数(G)とは目の粗さを表す数字のことです。
数字が小さいほど目が粗く、大きいほど細かくなります。
- ジェルオフ 80G~100G
- サンディング 180G~240G
- シャイナー 1000G〜4000G
これらはあくまで目安です。
他にも様々なグリッド数のものがあります。
道具についてはこちらの記事で解説しています。
その他のオフ用便利グッズ
- ソークオフクリップ
-
アセトンを染み込ませたコットンをのせて挟むだけのクリップ型のアイテム
created by Rinker¥891 (2024/11/21 09:41:16時点 楽天市場調べ-詳細) - ネイルフィンガーキャップ
-
指サックのようなアイテム
放置時間中も作業できるのが魅力created by Rinker¥880 (2024/11/21 09:41:16時点 楽天市場調べ-詳細) - ジェルオフパック
-
袋の中のコットンにアセトンが染み込んでいて、指を入れて巻きつけるだけでオフができるアイテム
created by Rinker¥280 (2024/11/21 09:41:16時点 楽天市場調べ-詳細) - コットンつきアルミホイル
-
すでにカットされたアルミホイルとコットンが一体になったアイテム
めちゃくちゃオススメ! ちょこもちちょこもちも愛用中!
created by Rinker¥740 (2024/11/20 10:40:32時点 楽天市場調べ-詳細) - ネイルオフピーラー
-
柔らかくなったジェルを削るためのアイテム
ウッドスティックより取れるかもcreated by Rinker¥327 (2024/11/20 10:40:32時点 楽天市場調べ-詳細) - トレルヤーン
-
ノンアセトンのジェルリムーバーで乾燥しにくい
ネーミングセンス抜群!created by Rinker¥1,210 (2024/11/21 01:24:55時点 楽天市場調べ-詳細)
道具がそろったらジェルオフしていきましょう。
ダメージを抑えるコツもお伝えしていきます。
初級編〜基本のジェルオフ
基本の流れがわからない場合はここから始めましょう。
基本のジェルオフ手順
コットンを爪が覆えるくらいの大きさにカットし、リムーバーを染み込ませて爪の上にのせる
アルミホイルを10㎝四方くらいにカットしておき、コットンをのせた指に巻きます。
放置後ホイルを開けてみてジェルが浮いてきていたら、ウッドスティックで優しく落としましょう。
あらかた取れたら、残りはファイルかバッファーで削り落とします。
ジェルをお休みするときは爪みがきで整え、キューティクルオイルを塗布して完成です。
ジェルを塗布する場合はオイルは塗らないでください。
これが基本の手順です。
ここから、ダメージを抑えるために大事なポイントを解説します。
爪へのダメージを抑える5つのポイント
そもそも、ジェルオフの際のダメージの原因は
- 削る際の振動による負担
- アセトンによる乾燥
- 無理に削ぎ落とすことによって自爪まで剥がれる
このようなものがあります。
- 削る際はカラージェルまでしっかり削り落としましょう。
そうすることでアセトンに浸す時間を短縮できるので、オフ後の乾燥を最小限にできます。 - アセトンを巻く前にキューティクルオイルを塗っておくこと。
これで浸透させた後の爪と指が乾燥して白くなるのを防げます。 - 放置後ウッドスティックで触ってみてジェルが柔らかくなかったら、もう一度リムーバーを足して3分くらい置いてみましょう。
- これが一番大事!
ウッドスティックで落とす際は絶対に絶対に力を入れないでください。
無理に力を入れると自爪まで持っていかれます。 - ジェルが多少残っていても無理にゴリゴリせず、ファイルやバッファーで削りましょう。
何度もアセトンに浸すと乾燥がひどくなります!
削る際は優しく、軽くおこなってくださいね。
今まで無理にゴリゴリ削っていませんでしたか?
もしやっていたならやめましょうね。
基本のオフに慣れたら、次は中級編にステップアップしましょう!
中級編〜マシンオフ
基本のオフが上達してきたら、ネイルマシンを導入してみましょう。
マシンを使えば、2度と手放せなくなるほど快適&時短になります!
ネイルマシンとは
ネイルマシンはオフの際にジェルを削り落としたり、ネイルケアの際に角質を除去するのに使うドリルみたいな機械です。
ネイルサロンに行く方は見たことがあると思います。
ちょっとお値段は張りますが、オフがとっても楽になるので購入する価値は十分にあります。
オフ用ビットの紹介
ネイルマシンはビットという先端のアタッチメント部分を、用途によって付け替えて使用します。
今回の用途はジェルオフなのでオフ用のビットを3種類ご紹介します。
ジェルオフ用ビット3選
- セラミックビット
-
私が初めて購入したのはこのタイプです。
目詰まりしにくく、使いやすいです。
軽い素材で振動が伝わりやすいので、長時間の使用は手が疲れやすいかもしれません。
ソフトジェルをオフしたい方はこれ一本で十分だと思います。 - ゴールドビット
-
セラミックビットよりも早く削れるという謳い文句につられて購入しました。
使用感は目詰まりしやすく、熱く感じやすいです。
(劣化しているからかもしれませんが)
結局時間がかかるのでセラミックビットに戻ってしまいます(笑) - オーロラビット
-
ハードジェルをオフするために、コース(粗目)を購入しました。
結果、熱く感じにくく、早く削れるのでとても気に入っています。
マシンを初めて使う方は削りすぎを防ぐため、ファイン(細目)やミディアム(中目)を選ぶといいかもしれません。
最初から「ゴリゴリ削りたい!」という方はコースやエクストラコース(コースより粗い)がオススメ。
オフに使用するビットはこのあたりかなと思います。
ネイルマシンの操作方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
サンディングバンドでもOKです。
サンディングバンドでオフをする際に最適なグリット数は80G〜150G位です。
オフの際は回転数を高めにしてください。
ちなみに私はオフの時はMAXにしています。
爪の中央部分から爪先へ向かってマシーンを動かします。
カラージェルまで削れたら次の工程に進みます。
以上のコツを踏まえて、あとは練習あるのみです。
何度も練習して上達しましょう。
続いて、最も難易度の高いフィルインについて解説します。
上級編〜フィルイン
フィルインには知識と高い技術が必要です。
そのためネイルサロンでも対応していないお店もあるようです。
マシンオフができるようになって、十分な自信がついてからおこなってみましょう。
フィルインとは
ジェルを落とし切らずに、ベースジェルのみ残して次のジェルネイルを施術する「一層残し」の技術のことです。
メリット・デメリット
フィルインは爪に優しい施術方法と言われていますが、メリット・デメリットをしっかり理解しておかなければ逆にダメージを与えたり、時間がかかってしまうこともあります。
メリット
- 爪のダメージを抑えられる
-
通常のオフと違いアセトンを使わないので、爪や指の乾燥によるダメージを防げます。
しかし、削る際に爪に振動で負担がかかるのは一緒なので、ダメージゼロではありません。 - 時間短縮になる
-
アセトンを巻いて時間を置く工程がないため、時短になります。
ただし、ベースが浮いている部分をきれいに取り除かなくてはならないため、技術がないとかえって時間がかかってしまうことも。
浮いている範囲が広い場合はアセトンで落とした方が結果的に早いかもしれません。 - ネイルをお休みしなくて良い
-
ジェルネイルは
- サンディングの繰り返しによって爪が薄くなる
- オフの際の溶剤で爪と指が乾燥する
このようなダメージを受けるため、お休みする期間が必要となります。
フィルインの場合はベースを残して施術するため、サンディングが最小限で済みます。
自爪が薄くなるリスクが少なく、お休みせずにネイルができるのは嬉しいですね。 - 爪が薄い、弱い人でもできる
-
サンディングの負担が減るので爪が薄い方や弱い方にも向いています。
デメリット
- 難しい!
-
何度も言いますが、フィルインは高い技術が必要となります。
- ベースを厚めに塗布する(フォルムを整える技術が必要)
- 一層残して削る
- 浮いた部分の処理(結構骨の折れる作業です)
これらの技術が必要になります。
上達しないとかなり難しいです。 - 見極めが重要
-
正直なところ、浮きの範囲が広い場合は全部オフした方が早いです。
落としてしまうか、フィルインするかの見極めも重要になります。 - フィルインを続けるにはお直しが必要
-
フィルインはなるべく浮きがない時におこないましょう。
セルフの場合は2〜3週間くらいで(早めに)メンテナンスするのが良いです。 - 厚みがでやすい
-
デメリットとは言い切れませんが、通常よりも厚めにベースを塗布するため、ぼってりとしやすいです。
すっきりしたフォルムが好きな方には向いていません。 - ベース選びが難しい
-
フィルインのベースは
- 密着力が高い
- 透明度が高い
- 硬化後の硬さがあるもの
こういったものが向いています。
密着力が高いジェルはオフしにくいため、無理やり剥がすことでダメージの原因に。
透明度が高いものでないとクリア系のネイルをすると色の違いが目立ってしまいます。
また、硬化後の硬さがあるジェルでないと削った時にベースが崩れてフィルインできなくなります。 - グリーンネイルのリスクがある
-
きちんと浮いた部分を除去して、きれいな状態にしないと内部に水分や油分が入り込んで細菌の繁殖場所になってしまいます。
すると、緑膿菌が爪の上で増えてグリーンネイルになることもあります。
このようなメリット・デメリットがあります。
難しいと感じたら無理をせずリムーバーでオフしましょう。
とはいえ、きちんと施術できればダメージが少なくとても魅力的ですよね。
自分では無理ならフィルインを導入しているサロンにお願いするのも良いと思います。
続いて実際の手順について解説します。
フィルインの手順
ルースキューティクルはジェルが浮いてしまう原因なのでしっかり取り除いてください。
詳しいやり方はこちらの記事をどうぞ。↓
これで一層残し完了です。
ここから次のジェルネイルを施術していくことになります。
ここまでがジェルオフ初級編〜上級編です。
まとめ
今回はジェルオフの方法を初級編、中級編、上級編に分けて解説してきました。
ダメージを抑えるポイントをおさらいしましょう。
- 削るのはカラージェルまで!
- 無理にゴリゴリしない!
- 浮きが激しい時はフィルインしない!
爪の状態を考え、最適な方法でオフしてくださいね。
美爪を目指して一緒に練習頑張りましょう!
ではまた。