こんにちは、セルフジェルネイル歴10年のちょこもちです。
今回は、ソフトジェルとハードジェルどっちがおすすめ?について語っていきたいと思います。
ジェルネイルには大きく分けてソフトジェル(=※ソークオフジェル)とハードジェルがあります。
初心者さんは「どっちを使えば良いの?」と悩みますよね。
結論から言うと、ソフトジェルを使いましょう。
これが正解です。
そうは言っても、具体的な理由がわからない方もいるでしょう。
答えは2つのジェルの違いを知ることでわかります。
では違いとはなんでしょうか?
早速みていきましょう!
※ソークオフジェルって?
ソーク(浸透させて)オフ(落とす)
つまり、薬剤を浸透させてオフするジェルという意味です。
ソフトジェルとハードジェルの違い
ソフトジェルとハードジェルの大きな違いはオフの仕方です。
ソフトジェルは溶剤(アセトンやジェルリムーバー)で溶かせるのに対し、ハードジェルは溶剤で溶かせません。
それぞれの仕組みとオフの仕方を解説します。
柔らかく表面にキズが付きやすい
↓
ジェル同士のつながりが弱いためスキマがある
↓
溶剤が中まで入り込む
カラージェルまで削って、残ったベースを溶剤で溶かしてやさしくオフする
強度があり表面にキズが付きにくい
↓
ジェル同士がガッチリつながっていてスキマがない
↓
溶剤が入り込めない
削ってオフする
そのほかの違いを表で比較してみましょう。
特徴 | ソフトジェル | ハードジェル |
---|---|---|
強度 | ハードより弱い | 強い |
テクスチャー | 柔らかい | 硬い |
ツヤ | きれい | とてもきれい |
モチ | 2〜3週間位 | 1ヶ月位 |
カラーの種類 | 豊富 | 少ない |
2つのジェルの違いがわかったところで、今度は「ソフトジェルを使いましょう。」と言った理由を説明しましょう。
ソフトジェルがオススメな理由
ソフトジェルがオススメなのは扱いやすいからです。
ソフトジェルがオススメな理由
- 理由1
-
柔らかいテクスチャーで爪へのフィット性が高く、初心者さんでもきれいに塗りやすい
- 理由2
-
オフの際に溶剤で落とせるので自爪へのダメージを抑えられる
一方、ハードジェルが扱いにくい理由は以下が挙げられます。
ハードジェルが扱いにくい理由
- 理由1
-
ソフトジェルに比べて硬めのテクスチャーで、きれいに塗り広げるにはコツが必要
- 理由2
-
オフの際に自爪を削ってしまう恐れがある
まとめると、ソフトジェルはハードジェルに比べて
オフしやすく、塗りやすい。
だから、初心者さんでも扱いやすいんです。
ソフトジェルとハードジェルの疑問
- 見分けはつくの?
-
サロンでオフする際に、施術したサロンでない場合は「ソフトですか?ハードですか?」とよく聞かれます。
これは見た目で判断するのは難しいからです。
溶剤を使ってみてオフできるようなら、ソフトジェルと判断します。 - 混ぜるのはあり?
-
どちらの良いところも取り入れたいと思うあまりに「ソフトジェルとハードジェルを混ぜて使えば良いんじゃないの?」こんなユニークなことを考える人もいるかもしれません。
しかし、これはNGです。
ジェルネイルは化学反応で固まるように作られています。
ソフトジェルとハードジェルを混ぜることによって中身の成分が変わってしまい、そもそも固まらないかもしれないのです。
言わば、何が起こるかわからない未知の世界です。
自分の爪の上で未知の化学反応が起こるなんて怖いですよね…
それぞれの特徴を活かして正しく使いましょう。
混ぜるのはNGですが、2つを上手に取り入れることはできます。
次は取り入れ方の具体例をお話ししますね。
慣れたらハードジェルを取り入れるのもあり
「ソフトジェルとハードジェルを混ぜるのはNG」と言いました。
しかし、ジェルの扱いに慣れたら、ハードジェルを取り入れるのはありです。
どうやって取り入れるかというと、必要な層だけにハードジェルを塗ればいいんです。
具体的には下記の例があります。
- トップのコーティングとして使う
-
ハードジェルは強度とツヤの面でソフトジェルに勝ります。
これを活かしてトップのコーティングのみをハードジェルにすることで、キズ付きにくく、ツヤともちがUP!トップさえ削ってしまえば、アセトンオフもできるため、ネイルサロンでも人気のメニューのようです。
- パーツの埋め込みに使う
-
パーツをしっかりと固定してくれるため、知らないうちにストーンがポロッと取れてた!なんてことが減ります。
こうすれば、ソフトとハード、両方のジェルの良さを活かしたネイルができます。
「2種類使うなんてめんどくさいけど、もちは良くしたいし、ツヤが欲しい!」という欲張りさんには、セミハードジェルというものがあります。
良いとこ取り!?「セミハードジェル」
セミハードジェルとは、ソフトジェルのように溶剤でオフできて、ハードジェルのようにツヤと強度もあるジェルです。
いわゆる良いとこ取りというやつです。
1つで済ませたい方にはピッタリのジェルですね。
逆を言えば、強度、モチ、ツヤなど、全てにおいて中間なのでここは好みで分かれるところかな、という印象です。
個人的には、ソフトジェルとハードジェル、どちらのメリットも活かしたいと思うのなら、前述のとおり両方を取り入れるのがベストだと思います。
まとめ
今回は、「ソフトジェルとハードジェル、初心者さんにオススメなのはどっち?」という疑問を2つの違いを比較しながら解決していきました。
- 初心者さんはソフトジェルを使う
- ジェルの扱いに慣れてきたら、ハードジェルをパーツの埋め込み、トップのコーティングに使ってみる
- 良いとこ取りしたい欲張りさんは、セミハードジェルを使うのもあり
結果的にこれが上達へのいちばんの近道になります。
練習すればどのジェルが自分に合うのかわかってくるはず。
最適なものをみつけて、素敵なジェルネイルライフを送りましょう!