こんにちは、セルフジェルネイル歴10年のちょこもちです。
今回はジェルネイルをぷっくりにするメリットと方法をお話します!
あなたのジェルネイルはぷっくり可愛くできていますか?
「サロンでやってもらったように、きれいな仕上がりが理想なのに上手くいかない」
と思っているんじゃないでしょうか。
ジェルネイルのぷっくりしたフォルムには、可愛いだけじゃないメリットがあります。
「厚みのあるネイルが好みじゃない」
というあなたも、適度な厚みを出してフォルム形成したほうが絶対に得!
- どんなメリットがあるのか
- どうやってやるのか
詳しく解説しますので、一緒にやってみましょう!
ジェルネイルをぷっくりさせる3つのメリット
ジェルネイルをぷっくりさせるというのは、フォルム形成をする=爪の悩みに合わせて形を補正することです。
では、フォルム形成のメリットはなんでしょうか?
- ❶見た目がきれい
-
ジェルネイルの目的はやっぱりきれいになることですよね!
色んな悩みがあると思いますが、フォルム形成を身に付ければ解消できることもあります。
次にのせるカラージェルもきれいに決まりますよ。 - ❷強度が出る
-
厚みを出すこと、きれいなCカーブを作ることで衝撃に強くなります。
- ❸モチが良くなる
-
きれいなフォルムはリフトしにくくなり、見た目だけでなくモチも良くなります。
厚みのあるネイルが好きじゃない方も強度とモチのことを考えると、適度な厚みは必要です。
メリットはわかったけど、きれいなフォルムってそもそもどんなの?
と思うかもしれません。
次は正しいフォルムについて解説しましょう。
正しいフォルムとは
爪の形は人それぞれ
長くてきれいな爪、憧れますよね。
でも爪の形は人それぞれ。
いろんな悩みがあると思います。
短爪
反り爪
平爪
鷲爪
私は、短くて反り爪気味なのがずっとコンプレックスでした。
でも、フォルム形成を習得することで長年の悩みを解消できました。
「どうやったらきれいなフォルムが作れるのかわからない!」
という方もいると思います。
まずは理想のフォルムと、ご自身の爪の形との違いを知りましょう。
正しいフォルムが作れると、前述のようなメリットが活かされます。
目指すフォルムはこれ!
ちょうど良い厚み
ジェルネイルの最適な厚みはクレジットカード1枚分(0.76ミリ)と言われています。
ハイポイントはもう少し厚く、1ミリくらいが良いようです。
でも、うすくなってクニャクニャの爪には1ミリでは強度が足りない!
個人的には2ミリくらいでもOKだと思います。
ただし、厚ければ厚いほど強度が増すわけではないのでご注意を。
負担が大きくなって逆にモチが悪くなる場合もあります。
厚みがどうしても嫌な方はハードジェルを使うのがオススメです。
ハードジェルならうすく塗ってもカッチカチになります。
ハイポイントを作ろう
ハイポイントとは、横から見た時、爪のお山の一番高いところのことです。
爪の真ん中、または伸びた時のことを考えてやや根元側に来るのが正解。
ちなみに爪は1日に0.1ミリ伸びると言われています。
つまり、1ヶ月後は約3〜4ミリ伸びることになります。
反り爪さんはハイポイントを高めに作ることで解消されます。
鷲爪さんは逆にハイポイントはあまり高く作らない方が良さそう!
根元と先端はうすめに
先端と根元が厚いとぶつかる面積が広くなり、リフトの原因に。
何より美しくない!
Cカーブを作ろう
正面から見た時に、中央は厚く、サイドはできるだけ薄く仕上げると、衝撃に強くなりモチが抜群!
平爪さんは特にこれ大事です。
自分の爪をよく観察しよう
正しいフォルムがいまいちイメージできない方は、ネイルチップをお手本にするのもGOOD!
ハイポイントやCカーブがきれいですよね。
ネイルチップは100均でも購入できますので、一度ご自身の爪にチップを合わせてみましょう。
長さも調整するとなお良いですね。
爪が小さい方には、小さめのチップもありますよ〜。
よく観察してみましょう。
足りない部分はありますか?
この足りない部分に厚みが必要になります。
写真を撮って記録しておくのもいいですね。
ジェルを塗る際のお手本にしましょう。
ぷっくり厚みが出ない原因
主な原因は以下の3つが考えられます。
元々の爪の形
平爪さんや反り爪さんは元々、爪の形に山があまりないのでぷっくり感を出しにくいです。
ジェルの量が足りてないかもしれません。
厚みを出しにくいジェル
正直、厚みを出すのに向いていないジェルも存在します。
あなたはこんなジェルで厚み出ししてませんか?
- 100均のジェル
- ベースジェル(一部例外あり)
- 硬化後の硬さが柔らかいジェル
- 粘度が低く、サラサラなジェル(ポリッシュ型に多い)
これらのジェルで一度に盛るのは難しいです。
厚み出しに適したジェルを使えば解決するかもしれませんよ。
塗り方のコツがわからない
フォルムを整えるにはジェルの扱い方を知る必要があります。
闇雲に筆で触っているとかえってグチャグチャに…
次は具体的にどうすればぷっくりが作れるのかを解説していきます。
厚み出しが上手くなる方法
欲しいところに厚みを出すのはかなり難しいので、何度も練習が必要になります。
何をするにも最初はできなくて当然ですよね。
でも、正しいフォルムとジェルを塗る際のコツを知っていれば、上達が劇的に早くなります!
ここでしっかり覚えましょう。
厚み出しに最適なジェルに変えよう
お手持ちのクリアジェルならなんでもぷっくりできると思っていませんか?
確かに上手な人はどんなジェルを使っても、技術でカバーできますが…
初心者さんは厚み出しをするのに適したジェルを使ったほうが圧倒的に成功しやすいです。
最適なジェルとは
ジェルの中には厚み出しに適したものがあります。
なぜこれらのジェルが適しているかというと
- 硬化後の硬さがある
- 粘度が高めで一度に盛れる
どんなジェルでも何層も塗り重ねれば、厚みを出すことは可能です。
でも、重ねるととても時間がかかるうえに強度が足りないことも。
今まで上手くいかなかった方はジェルを変えるだけでも解決するかもしれません。
硬化後が柔らかいジェルは削っているうちにペロッと剥がれてしまい、フィルインできなくなったことがあります。
「フィルインて何?」
という方はこちらをぞうぞ↓
塗り方をマスターしよう!
きれいにムラなく塗るだけでは「ぷっくり」はできません。
ワンランク上の仕上がりを目指して、フォルム形成のための塗り方をマスターしましょう。
ぷっくり塗るための基本
まず前提として、アートしたりパーツをのせる場合はフォルムを作らなくても厚みが出やすいです。
そんな時は、凸凹していなければ無理にフォルム形成しなくてOK。
凸凹ならビルダージェルやトップジェルで埋めてあげましょう。
そうでない場合、2パターンの塗り方があります。
- ベースジェルでそのまま厚みを出すとき
-
- ベースをうすく全体に広げる
- 硬化せずにジェルを足してフォルム形成する
ちょこもちベースジェルの中にも硬化後の硬さがあり、厚みを出せるものがあります。
- ベースとは別のジェルで厚みを出すとき
-
- ベースジェルを塗布する
- 硬化する
- 厚み出し用のジェルを全体にうすく広げる
- 硬化せずにジェルを足してフォルム形成する
ポイントはフォルムを作る前に一度ジェルをうすく塗ることです。
理由は、ジェルは塗ったところに広がっていく性質があるから。
あらかじめ全体に塗っておけば、セルフレベリングで自然と全体になだらかに広がってくれるんです。
粘度と筆に取る量
フォルム形成の成功のカギは粘度と筆に取る量です。
粘度について
扱いやすい粘度は人それぞれあるので、ご自身にあったものを見つけることがとても大切。
できるだけいろんなジェルを使って試してみましょう。
初心者さんにオススメなのは粘度が中間くらいのジェルです。
- サラサラのジェル(ポリッシュ型に多い)
-
レベリングが速く、はみ出しの原因に
- 硬いジェル(コンテナ型に多い)
-
レベリングが遅く、納豆のように糸引くほど硬いジェルは扱いが難しい
セルフ向けのジェルは程よい粘度で扱いやすく作られているので、セルフ向けのジェルから選んでみるのがいいかもしれませんね。
筆に取る量について
ジェルの量が足りないとフォルムは作れません。
失敗するのが怖くてちょっとずつのせていませんか?
何度もジェルを足すと、必要以上に筆で触ってしまう原因に。
「グチャグチャになっちゃった…」
「はみ出しちゃった…」
こんな経験のある方もいると思います。
ジェルはセルフレベリングしてくれるので、そんなに筆で触らなくても自然にきれいになってくれます。
思い切って多めに取ってみましょう。
筆の半分くらいにジェルがぷっくりとのっかる位がGOOD!
ただし、爪の大きさによっては少し量を調節しましょう。
例えば、小指は小さいので同じ量のせると多すぎますよね。
逆に親指は大きいので、もっとたっぷりのせてもいいでしょう。
ジェルをたっぷりのせる場合は硬化熱に注意!
いっきにライトの奥に入れず、20秒くらいかけて、入り口からちょっとずつ進めましょう。熱くて辛かったら、治まるまでライトから出してください。
最初にジェルを置く場所はハイポイントが欲しい場所です。
つまり、爪の真ん中、もしくは少し根元側に置くのが正解。
筆使いの極意
- ソフトタッチが基本!
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フォルム形成の際の筆使いは超ソフトタッチです。
触れるか触れないかくらいで十分。
塗るのではなく、筆先を使ってジェルを優しく誘導する。 ちょこもち私もそうだったんですが、最初は必要以上に筆圧をかけてしまっているかも。
「思ってる以上に優しく」を意識してみましょう。 - スクエア筆(フラット筆)を使おう!
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オーバル筆(ラウンド筆)は先が丸い形をしていてカーブが塗りやすく、使っている方も多いかと思います。
でも、フォルムを作る時は断然スクエア筆がオススメ!なぜなら、スクエア筆の方がジェルを誘導しやすいから。
スクエア筆はオーバル筆に比べて筆先の面積が広く、ジェルを欲しいところに持って行きやすいんです。 - 筆の動かし方は縦ラインを引くイメージ!
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筆を鉛筆持ちします。
爪に対して垂直に立ててジェル表面に触れるか触れないかくらいまで筆先を近付けると、ジェルが吸い付くのがわかりますね。
この吸い付いたジェルを引っ張って足りない部分に持っていきます。
ジェルが根元に溜まっている場合は爪の先端まで引っ張る。
先端にジェルが溜まってしまったら根元側へ向かって引っ張ります。
これを何度か繰り返して理想の形に整えましょう。必要以上に触らない!
セルフレベリングを最大限に活用することで、きれいなフォルムができます。
サイドはうすく伸ばすだけで十分です。サッと伸ばしたらあまり触らないこと。
ちょこもち私は何度も触っているうちに、フォルムが崩れてしまうことが多々ありました…
やり方を動画でチェック↓
練習方法
ここでは、私が実際にやったフォルム形成の練習方法をお話しします。
ベースジェルとトップジェルをうすく塗って硬化し、自爪に近い状態を作ります。
これで練習台が完成です。
ここから練習スタート!
練習では硬化しませんので、ライトはいりません。
ご自身の一番使いやすいフォルム形成用のジェルを使いましょう。
私の場合は左手の人差し指を練習台にしていました。
まずはジェルを全体に広げます。
凸凹がなく、つるんとなるようにしましょう。
先ほどより多めにジェルを取って爪の真ん中、または少し根元寄りにのせます。
のせたジェルのぷっくりしたお山を崩さないように先端とサイドに軽くサッと伸ばします。
横から見て、足りない部分にジェルを誘導させてフォルムを整えていきます。
前述の筆使いを意識しましょう!
いろんな角度からきれいにできているかチェック!
- 上から見て、照明の光の筋が細く真っ直ぐ入っているかどうか
- 横から見て、ハイポイントがきれいにできているか
- 爪の先端側から見てCカーブがきれいにできているか
歪んでいる部分があったらNG
繰り返し何度もやってみる!
私はこの方法で繰り返し練習しました。
実践するときは正しいフォルムを思い出しながらおこないましょう。
練習をやめる時は拭き取ってしまえば終了。
カンタンですね!
上手くできない時は何度も読み直してコツを確認しながら実践してくださいね。
失敗しても何度でも拭き取ってやり直しができます。
ワンランク上の仕上がりを目指して、練習頑張りましょう!
練習するときは、できるだけジェルやクリーナーを皮膚につけないように気をつけましょう。アレルギーが怖いですからね!
まとめ
今回はジェルネイルをぷっくりさせるメリットと方法について解説してきました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 見た目がきれい
- 強度が出る
- モチが良くなる
- スクエア筆を使う
- 必要以上に触らない
- ジェルを筆で吸い上げる
- 筆圧は思ってるより優しく
- 厚み出し用のジェルを使う
- 塗るのではなく誘導するだけ
- 正しいフォルムを常に意識する
- もっとたっぷりめにジェルをのせる
これらを意識して練習しましょう!
ではまた。